最初のアプリケーション作成

最初のアプリケーション作成

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さっそくQlikViewでデータの分析をはじめてみましょう。
はじめてQlikViewを使う方のために、ウィザードを使用してExcelのデータをQlikViewに取り込む手順について説明いたします。

Excelファイルのダウンロード
ウィザードを使ったデータの取り込み
値の選択と解除
追加の設定
最後に…

Excelファイルのダウンロード

ここでは以下のファイルを使用しますので、ダウンロードしてください。
uriage-jisseki-excel.zip

Zip形式ですので、ダウンロード後解凍してExcelのファイルを取り出してください。このファイルには以下のような売上実績の情報が格納されています。
first-qlikview-application-101


ウィザードを使ったデータの取り込み

ウィザードを使用して、ExcelのファイルをQlikViewに取り込んでみましょう。

QlikViewを起動してスタートページを表示します。
Excelのファイルをスタートページにドラッグ&ドロップします。
first-qlikview-application-201

ウィザードが起動します。
Excelのファイルのパスを確認し[次へ]ボタンをクリックします。


取り込むデータを確認し[次へ]ボタンをクリックします。


このタイミングで、ファイルの保存を促されます。
ここではデスクトップに「サンプル」という名前で保存しています。


保存するファイルを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。


Personal Editionではじめてファイルを保存する場合、下図の警告が表示されます。
Personal Editionには、別のPCで作成したファイルを開けないという制限があります。Personal Editionで作成したファイルには、そのPCを識別するためのキーが埋め込まれます。
[OK]ボタンをクリックします。


チャート(グラフ)の種類を選択します。
ここでは棒グラフを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
first-qlikview-application-207

チャートの軸を設定します。
ここでは第1軸に「分類名1」、第2軸に「年」を設定し、[次へ]ボタンをクリックします。
first-qlikview-application-208

最後に数式を設定します。
ここでは売上金額の合計を表示します。
[合計値の計算]から[売上金額]を選択し、[完了]ボタンをクリックします。
first-qlikview-application-209

ウィザードが完了し、簡単なアプリケーションが作成できました。
first-qlikview-application-210


値の選択と解除

作成したアプリケーションを確認してみましょう。
まず、QlikViewでは値のリスト(画面左側)のことを「リストボックス」、棒グラフ、円グラフなどのことを「チャート」と呼びます。
また、これら画面を構成する要素のことを「シートオブジェクト」または単に「オブジェクト」と呼びます。
first-qlikview-application-112

それでは、リストボックスなどを操作してみましょう。
QlikViewでは画面上の値をクリックすると、表示するデータがその値に絞り込まれます。
すべてのオブジェクトは連動しているため、リストボックスから値を選択すると、棒グラフの表示も動的に変わっていきます。
first-qlikview-application-301

選択を解除したい場合は、ツールバーの[クリア]ボタンをクリックします。
first-qlikview-application-302

また、単純に一つの値をクリックするだけでなく…
first-qlikview-application-303

マウスのドラッグの操作で、複数の値を選択することもできます。
first-qlikview-application-304
グラフの領域をドラッグ&ドロップすることでも値を絞り込めますので、いろいろと試してみましょう。


追加の設定

それでは、いくつか設定を追加してみましょう。
ウィザードでは作成できるチャートは一つのみで、また詳細設定などもできませんが、ウィザード終了後にチャートの詳細設定をしたり、さまざまなオブジェクトを追加したり、自由に編集が可能です。
また、QlikViewはレイアウトの自由度が高く、オブジェクトの位置やサイズは自由に変更できます。

まず、棒グラフを積み上げ棒グラフに変更してみます。
棒グラフを右クリックして[プロパティ]を選択します。
first-qlikview-application-401

チャートのプロパティ画面が表示されます。チャートの詳細設定はすべてここからおこなえます。
ここでは[スタイル]タブを開き、画面右側から[積み上げ]を選択します。
設定後[OK]ボタンをクリックしてください。
first-qlikview-application-402

積み上げ棒グラフが作成できました。
first-qlikview-application-403

こんどは、新しくオブジェクトを追加してみましょう。
ここでは「テーブルボックス」というオブジェクトを追加します。
シートの余白部分を右クリックして[シートオブジェクトの追加]から[テーブルボックス]を選択します。
first-qlikview-application-404

画面中央にある[すべて追加]ボタンをクリックして、全項目を選択します。
設定後[OK]ボタンをクリックします。
first-qlikview-application-405

テーブルボックスが作成されました。下図を参考に位置やサイズを調節してください。
first-qlikview-application-406
テーブルボックスはExcelのシートのように、表形式で値を一覧表示するオブジェクトです。
これを見ると、Excelのデータが正しく取り込まれていることが確認できます。

最後に…

以上で今回の課題は終了です。
今回はQlikViewをはじめて使う方向けに、もっとも基本的なウィザードの使い方について解説しました。
しかし、ウィザードにはさまざまな制限があります。
たとえば、ウィザードで使用できるのはExcelファイルのみで、データベースは使用できません。
また、使用できるチャートの種類や、チャート内で使用できる軸や数式の数にも制限があります。

そのため、実践的なアプリケーション開発では、ウィザード以外での作業が多くなってきます。
ウィザードを使わない開発については、次回以降解説していきます。

お疲れ様でした。

追記 2013年7月18日 16:30

ウィザードを使わないデータの取り込みについての記事を公開しました。こちらもぜひご覧ください。
ウィザードを使わないデータの取り込み